運命の交錯 うんめいのこうさく
「どうするんだ?この子」
「どうせナチュラルだろ?ほっとけばいい、それよりGだ」
「しかし、流れ弾が当たってますし・・・」
「民間人は非難勧告が出ているはずだよな?」
なんかソレらしきものが鳴ってるし・・・
「そう言ってココに放置して置く訳にはいかないだろう。
イザーク達はGを、俺達は中へ入る。
中へ入ればシェルターがあるだろう」
地面に倒れている少女を肩に担ぐと
2人は建物の中へと進み
残った3人はトレーナーの積荷に積まれていた
モノに乗り込み空へと帰っていった。
中へと進んでいった者達は
警戒の色濃くし進んで行く。
「アスラン」
声と同じタイミングで肩を叩かれ
首だけを動かし振り向くと
「その子、お前の知り合いなんだろ?」
問われる言葉に、時間を置き
「あぁ、月に居た時、俺を兄の様に慕ってくれた」
いつの間に抱え直されたのか
大事そうに両手で抱きかかえられていた少女に視線を向け
懐かしそうに見ていると、シェルターの場所を示す看板に従い
道を勧め、『38』と書かれた通路に入り
抱きかかえていた少女を下ろし、意識を戻す為に頬を軽く叩きながら
声をかける。
「・・・・起きるんだ、」
銃弾を受けた右太腿にハンカチで赤く流れるモノを拭き取ると
痛みを感じたのか閉じていた目がゆっくりと開き
言葉にならない声で痛みを訴える。
「大丈夫か?」
「あっ・・・イタ!」
上から降ってくる言葉に首を動かし
声の主を見、名前を呼ぶもののキズから痛みが体中に走り
完全に名前を呼び切れない声に
眉間に皺を寄せ表情を険しくするが、
手を少女の頭に乗せ、ゆっくり撫ぜると
痛みに表情をゆがましていた少女ばぎこちないながらも笑い
置かれているハンカチの上に手を乗せると
「、ココは危ないからシェルターに入るんだ」
撫ぜながら言う言葉に
少女は頷き、立ち上がろうとするにも
痛みで上手く立てずに、支えられ立ち上がると
開かれた扉の中へ入ろうとするにも
少女を支える様に伸ばされていた腕を掴まれ
「あっちゃんは?
一緒に行くんでしょ?」
震える手で掴まれ、問われる言葉に
返す言葉が咄嗟に出ず、戸惑っていると
「俺達、ちょっと用事があるから、まだ行けないんだ。
1人で行ける?」
後ろから、明るめな声が聞え、驚くが
少女の小さな声で
「行けるよ・・・」
答え、視線を言葉をかけた人物を見ると
オレンジ色の髪が目に入ると
頭を撫ぜられ、
「じゃあ、俺達行かなきゃならないから」
2・3度軽く頭を叩かれると、アスランの肩に手をかけ
動くように促す。
「、ちゃんとシェルターに入るんだぞ」
念を押し、後ず去ると、先に行った少年の後を追う様に
少女から離れて行った。
今だ、流れ落ちるモノを消す様に拭き取り
去っていく後姿を見ていると、藍色の鳥が肩に止まり
歌う様に鳴くと、少女は指に乗る様に差し出すと
羽を使わず飛び乗り、電源を落し、ポケットに入れこんだ。
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第2話
中々書き上がらず、どうしょうかと思いながらUPです。
微妙な所で切れていますがソコはソコと言う事で・・・・
2003 9 22